営業スタイルや接客マナーにも影響を及ぼす?商品特性の違い

「えっ、これでいいの?」と感じた営業マンの接客マナー

これまで不動産営業と自動車営業、もう少し具体的に言いますと新築マンション営業と輸入車ディーラー新車営業マンについて、自ら両者を経験した上での「違い」などいくつかお話ししています。

あくまでも「違い」であって、「良し悪し」ではありませんよ。念のため。

前回の最後、商品特性、販売スタイルの違いなどから生じるであろう「えっ、これでいいの?」と感じる場面にいくつか遭遇した、というような終わり方をしましたのでそのあたりを少し具体的に。

突然ですが、いわゆる「マナー」という言葉がありますけど、そもそも「〇〇マナー」みたいな言い方でいくつかワードは出てくると思いますが、例えば「ビジネスマナー」ですとか「接客マナー」みたいな。

ちょっと話しは逸れ気味に、偉そうなことを言うようですが、私たちの身の回りはすべて、あらゆる部分が「マナー」で成り立っているとも言えますよね。

社会生活をする上での当然の「マナー」はありますし、仕事場でも、当然に夫婦間でも親子間でも「マナー」があるわけです。

このようにあらゆる部分で「マナー」がありますから、それを「パーツ」ごとに切り取るみたいなことには違和感も持つんですが、これからここで話題にしたいのは「接客マナー」の部分なんです。

もう、結論を言っちゃっているみたいなんですが、「輸入車」から「新築マンション」の販売に職場を変えた時、まず最初に「えっ、・・・。」と感じたのが、この「接客マナー」の部分だったんです。

「なっていない」一個人だけならよかったんですけど・・・。

もちろん、世の中のすべての輸入車営業マンと新築マンション営業マンを見て、比較したわけではありませんので「そんなことねーよ!」というお声、当然にあるとは思います。

だから本当に、「ある一部分」だとは思いますし、一個人の「正直な第一印象」だとご理解ください。

お客様へのあいさつの仕方、名刺の渡し方、商談中の姿勢や振る舞い、そしてお見送り方・・・。

あらゆる部分で「えっ、」と感じたのは事実です。

今ここで、正しい名刺の渡し方はこうなのにこうだった、ですとかこんなお見送り方だったとか、改めて言及するつもりはありません。

決して、特にそのあたりが「なっていない」一個人だけを見ての印象ではなくて、全体感としての印象だったんですよね。

やはり否定できないそれぞれの「商品特性」の違い

この辺、勝手な解釈をすると、やはり以前にお話しもした「商品特性」の違いも背景にあろうことは恐らく否定できないんだと思います。

該当記事 新車と不動産「商品特性」の違い

何回も同じことを言いますが、新車のように「どこでも同じ商品が同じ価格で」買える、それに対してやはり不動産は「唯一無二」の商品であるということ・・・。

だからそのような「接客マナー」じゃなきゃいけない、とかそれくらいの「接客マナー」でいい、とかを言うわけではありません。

でも本当に極端なことを言えば、新車営業マンの心底には「悪印象を持たれると隣の店で買われてしまうかもしれない」という、一種の恐れのようなものにも縛られている、一方で新築マンション営業マンには「物件を気に入ってもらえさえすれば買ってもらえる」というような、それぞれの土壌があるように感じました。

くどいようですが、両者を経験した一個人の率直な感想です。

確かに、世の中に星の数ほどの営業職があって、それぞれに商品特性、スタイルは違うわけですのである一片だけを切り取ってとやかく言うつもりもありません。

あくまでも、両者を経験して感じることをいくつかご紹介しています。

よろしければまた、お付き合いください。では

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