営業職が感じる「マンネリ感」…脱マンネリができる商品は?

目に見え、すぐに良さが実感できる、そしてある程度の高額商品とは?

前回、自分自身にとっては「目に見えない」モノを販売することに自信がなく、前回の転職検討時の候補から保険営業をはずしたお話しをしました。

目に見えない商品は売りづらい? 試される営業力

それでは「目に見える」商品だったらなんでもよかったか?

もちろん、そういうわけではありません。

以前にもお話ししましたが、自信を持ってお勧めできる商品か、またすぐにでもその良さを実感していただける商品か。この辺がポイントでした。

あらためてこうやって文章にしてみると、いかに大した営業マンじゃなかったかって、バレちゃいますね。

言い方を変えれば、「楽に売れる商品」を売って稼ぎたいってことのようにも見えてしまいますね。

今となっては、もう、どう思われても致し方ないです。

よく言えば身の程を知っている、とも言えるかもしれませんが、まあ、誰でも本音はそうですよね。

そんなわけで、このような条件のもと転職先を検討しまして、結論としては不動産業界に足を踏み入れることになりました。

誤解のないように言っておきたいのですが、決して、自動車や不動産が総じて「楽に売れる商品」だと言っているわけではありません。

これらの二大業界で、日頃努力していらっしゃる皆様を侮辱しているつもりじゃ決してありません。

あくまでも「自分にとって」というような意味合いですし、実際に営業をやっている最中に「楽に売れるなぁ」なんて思ったことは全くありません。

当時の自分には大敵だった「マンネリ感」

自動車販売をやっていた期間の後半、正直言いまして「やり尽くした感」を感じ始めていました。

今から思えば「若造、生意気なことをぬかしやがって!」という心境ですが、あくまでも当時抱いていた本音です。

割と人の出入りは激しい方の業種だとも思いますし、気が付けば若いながらに「上の方」の位置になってきていましたし、本当に言葉で言い表すのは難しいですが「マンネリ感」を感じ始めていたわけです。

漠然と転職、というか「売る商品替え」を考え始めた時、じゃあ、何を売ろうか、と考えました。

ささやかながらの自分なりのステップアップ、という意味ではこれまで販売していた商品よりは高額であり、かといって高額すぎない商品。(本当に好き勝手言っていますよね。お許しください。)

そして自分の中の原則であった「目に見える商品」、「すぐにでも良さを実感いただける商品」。

中略・・・(笑)

で、不動産、もう少し具体的なカテゴリーで言えば「マンション販売」をすることに決めたわけです。

このマンション営業職への転職を具体的に検討していた際、この業界に対する自分自身のプラス評価ポイントとしてもう一つ、「マンネリ感」を感じにくそうじゃないか、という思いがありました。

先ほど、自動車販売をしていた後半、「マンネリ感」を感じ始めた、というお話しをしましたが、不動産という商品、基本的にすべてひとつひとつ、ほぼ確実に「所在地」が異なります。

マンションにしても一戸建てにしても、また土地だけにしても、必ず場所が変わるわけです。

(まあ、長くやっていたら、昔販売した土地をまた売る、ということもあるかもしれませんが。)

当然に通勤経路も変わるでしょうし、まわりのスタッフも、またランチを食べるお店も必然的に変わることになりますよね。

この辺、自分にとっては割と、いや考えようによっては非常に、大きなポイントでした。

考え方が安易だと、笑われちゃうかもしれませんけど・・・これだから「二流営業マン」だと言われちゃうかもしれませんけど。

でもですね、人からどういわれようとも、自分にとっては重要だったんですよね。

そんなこんなで、「マンション販売の道」に突入していくことになりましたが、商品が違うだけでやることは一緒、では全くありませんでした。

次回、かつて周りから「たびたび質問されたこと」についてお話ししたいと思います。では。

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