我らチバニアン! いよいよ千葉時代の到来か? 地球史の話しでした…

「チバニアン」「千葉時代」…こんなワードのニュースが報じられました。

約77万~12万6千年前の年代が「チバニアン」と命名される可能性が高まったとのこと。

これだけ聞いても、ほとんど何を言っているのかよくわかりませんが、ようは地球史の中のある時期を表す「時代区分」のひとつになるかも、とのことのようです。

「千葉時代」を意味する「チバニアン」…その年代を代表する地層

地球の歴史の中の約77万~12万6千年前の年代の基準地として、千葉県市原市の地層がその年代を代表するものとして、認められる見通しとなったようです。

まだこれからも3段階の審査を経る必要がありますが、正式に決定すれば「千葉時代」を意味する「チバニアン」という名称が付くことが濃厚のようです。

何やら、46億年の地球の歴史は115の区分で表されていて、各時代を代表する地層を選んでその年代名を決めていますが、この約77万~12万6千年前の区分は該当する地層がなく名称も決まっていなかったようです。

そこで申請された千葉県市原市の地層が、基準値として認められそう、というわけです。

世界中の教科書にも載るかも?…「チバニアン」

そもそも地球の歴史、46億年ということすら知りませんでしたし、詳しいことはそちらのサイトに譲るとして、訳が分からなくとも「チバニアン」ですよ。

このワードが将来の教科書に載るかも、なわけです。

…ということは、世界中の人々から「CHIBAってどこよ」って感じで場所を検索されたり、人によっては「行ってみたい」ってことになったり。

地球の中の「CHIBA」ですから、もう、具体的にはそこが市原市だったり、養老川沿いの地層だったり…ということは二の次で「CHIBA」ですよ。

生粋の「千葉県人」の自分にとっては非常に喜ばしいことです。

愛着はイチバン? 千葉県人から見たチバケンジン

首都圏で生活、仕事をしていると、何かと順番として「東京」「神奈川」…ここまではわかります。

次が「埼玉」なのか「千葉」なのか。

「埼玉」vs「千葉」だとか「千葉」vs「埼玉」という話題は何かと取り上げられる機会がありますが、言われるほど実際は大して意識をしているわけでもなく、「東京」や「神奈川」を基準にして「埼玉」や「千葉」を「いじっている」にすぎないように思えます。

以前に、「住みたい街」ランキングに関する記事でも紹介しましたが千葉県居住者は自県に対する愛着が強いようにも感じています。

その時の記事⇒居住都県別の「住みたい街」から見える…これもひとつのケンミンSHOW

自県への愛着が強い(…と思われる)千葉県人からすると他県のことはどうでもいいとしても、今回の「チバニアン」で少なくとも「東京」「神奈川」ときて、「千葉」「埼玉」…という風潮は強まってくるかもしれません。

東京〇〇〇…は古くなる? 世界に通用する「CHIBA」

浦安にあっても東京ディズニーランド、成田にあっても新東京国際空港…。

これまで、人のいい千葉県人はこれらをすべて受け入れてきました。

というより、「千葉ディスニーランド」はあり得ないってことは、言われるまでもなくわかっていました。

そもそもこれらは、日本国内はもとより、全世界をターゲットとした名称であるため「TOKYO」であったわけですが、将来、こういった風潮に変化が起こるかもしれません(笑)。

だって地球の歴史の中の一時代、「チバニアン」、地球の中の「CHIBA」ですから。

「ジュラシック・パーク」に続く? 「チバニアン」題材映画ができるかも?

今回、この記事を作成するにあたって「地球史」についてちょっと調べてみましたら、「ジュラ紀」という時代区分があるんですね。

映画「ジュラシック・パーク」、またその原作はこの「ジュラ紀」が題材(登場する恐竜は実際には「白亜紀」のモノらしいですが)になっています。

日頃、映画鑑賞にはほとんど興味がなく、恥ずかしながら「タイタニック」や「スターウォーズ」シリーズのような、世界的に話題になる映画ですら観ていないんですが、実は「ジュラシック・パーク」だけは観に行きました。

気がすすまないところを半ば強引に誘われてやむなく観て、それはそれでそれなりに面白かった記憶はありますが、それ以降も「映画」に興味を持つことはありませんでした。

ちょっと話しは逸れてしまいましたが、同じ様に「チバニアン」が題材、舞台となるようなSF映画なんかもできたら面白い…どころか、大変なことになるかもしれません。

一度は訪れてみたい…「チバニアン」の地層を見に

この、千葉県市原市にある、地球の磁場が逆転したことがわかると言われる地層、これまでも少しづつではありましたが、テレビ番組でも紹介されてきたようです。

今回の基準地としての認定に一歩前進したという報道を受け、また正式に決定ともなれば、さらに訪れる人も多くなると思います。

自分としても正直なところ、「東京ディズニーランドの新アトラクション」よりも興味があります。

今のところまだ「見せる」ための体制にはなっていないかもしれませんが、一度訪れてみたいと思っています。

「我らチバニアン! いよいよ千葉時代の到来か? 地球史の話しでした…」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。では。

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