キャッシュレス生活での財布のおすすめスタイルはこれ|小銭入れはもういらない

海外に比べて遅れが指摘されている、我が国の「キャッシュレス化」。

キャッシュレス決済の比率は欧米で40~50%、中国で約60%、韓国に至っては約90%と言われている中で、日本は約20%と、かなりの「低さ」が目立ちます。

裏を返せば、それだけ現金への信頼が根強いとも言えるかもしれませんが…。

スマホアプリを利用して…には到達していない自分のキャッシュレス生活

このところのニュース記事を見ても、「Apple Pay(アップルペイ)」や「Google Pay(グーグルペイ)」、そして「LINE Pay(ラインペイ)」に関する話題もチラホラ。

スマートフォンのアプリを通じて様々な決済に対応できるようですが、正直なところ、こう言う自分はまだ「なんのこっちゃ?」という状態から抜け出せないでいます。

とはいえ、世のキャッシュレス化については大賛成、もちろんセキュリティ面の安全性の確保がなされていることが大前提です。

そんな、キャッシュレス化について大賛成である自分が実践している「身近なキャッシュレス」について、少し紹介してみます。

紹介といっても、簡単に言ってしまえば文字通りの「キャッシュレス」。

なるべく現金を持ち歩かない…と言いたいところですが、現実には「完全に」とはいきません。

キャッシュレス志向へのきっかけは?…財布へのこだわりから始まった「小銭レス」

まず自分自身、「小銭入れ」というモノを持っていません。

これは昨今のキャッシュレス化への世間の動きとは関係なく、以前から。

誤解する方はいないとは思いますが、決して「つりはいらねえ!」のスタイルで小銭を持たないわけじゃないですよ、念のため。

さすがに子供の頃は小銭入れ、持っていましたけど、社会人になってかなり早い段階からそうでした。

厳密に言いますと、確かに小銭入れは持ってはいましたが、使わなくなりました。

お財布にも色々なスタイルがありますが、中でも一番多いのはお札を入れる部分と、チャックやフラップが付いた小銭入れがあるスタイル…じゃないでしょうか。

二つ折りで正方形くらいになるモノや、折らずに長方形のスタイルのモノ、いくつか定番のスタイルはありますが、多くはこの、チャックやフラップがついて小銭を入れられるようになっているスタイル。

ところが私、この定番のお財布デザインが大嫌いなんです。

だってこの、お札と小銭をともに入れられるスタイルだと、否応なく、お財布、膨らんじゃいますよね。

ボテッとしたお財布って「ダサい」と思っちゃうんです。

仮にそのスタイルのお財布に、小銭を全く入れなかったとしてもチャックやフラップの分のふくらみは存在しちゃいます。

実際にはあまりそういう機会はありませんけど、スーツの内ポケットに入れた時に外から見た目が変わらないくらい、スマートであってほしいと思っています。

時々いますよね、「いかにも」って感じでスーツの胸元が膨らんでしまっていたり、お尻のポケットがハチ切れそうになっているビジネスマン。

特に、私たちの若い頃にスタンダードだったちょっとゆったり目のスーツと違って、今はスリムで体にフィットするようなデザインのスーツが主流ですからなおさら目立ちます。

そんな、ダサダサ状態は絶対に避けたいこともありますし、あくまでも自分の好みとしてスリムな財布しか使う気になれません。

だから、自分が持つ財布はあくまでも「札入れ」、小銭を入れるスペースは無い、純粋な「札入れ」を使っています。

そしてかつては、別途に「小銭入れ」を持っていました。

…が、持ってはいましたが、現実にはほとんど使う機会はありませんでした。

実際に数枚の小銭でしたらポケットに入れちゃっていましたし、何かを買う時には積極的にその小銭を使っていましたのでジャラジャラ小銭が増えてしまうこともありません。

具体的なことを言うと、5枚以上の1円玉があることはありませんし5枚以上の100円玉があることはありません。

要するに主婦のような(?)買い物の仕方をしています。

端数分の小銭を持っていれば積極的に使って釣銭を切れの良い金額にする、というやり方です。

こうやって数枚の小銭はポケットに、ということが習慣になって、いつしか小銭入れは持たなくなりました。

実践キャッシュレス…小銭が500円に到達で必ずやることととは?

以前、クレジットカードでSuicaにチャージして、日常の買い物の多くはSuicaで支払っている、というような記事をアップしたことがあります。

ほとんどのコンビニエンスストアやドラッグストア、また行きつけの散髪店でもSuicaなどの交通系ICカードでの支払いが可能ですので、普段の生活の多くの場面でキャッシュレス…で済んでいます。

…とはいえ、やはり現金払いが必要な場面が無いわけではありません。

自分の日常生活の中で言いますと、例えば定期的に通っているマッサージ店、それとたびたび行く野球場の駐車場の駐車料金…。

…そうすると、否応なしに「小銭でのおつり」という場面はあり得ます。

そのおつり、先程言ったように小銭入れは持っていませんのでとりあえずポケットに入れますが、実はもう一つ、実践していることがあります。

500円玉でも100円玉5枚でもいいんですが、ポケットの小銭が500円あったら、翌日の通勤の際、Suicaにチャージしちゃいます。

だって、ポケットの小銭はなるべく少ない方がいいですし、実際に日常の買い物はSuicaを使う場面がほとんどなんですからね。

【2018/11/11更新】

今では、10円単位でチャージできる券売機も登場しています。

…ということは、ポケットの小銭が500円あったら…という部分は訂正します。

10円でも、490円でも、990円でもいいんです。

…ポケットの小銭はチャージしちゃいます。

この、10円単位でチャージできる券売機、今のところ地下鉄や私鉄の駅で見かけます。

JRの駅での設置状況は未確認ですが、情報を得ましたら更新しますね。

消費税導入もきっかけのひとつと言える?…キャッシュレス社会への動き

消費税が導入されたのが1989年。

もう30年近く前のことになりますから、若い方々はピンと来ないかもしれませんが、消費税導入の前後で変わったことのひとつが「手元の小銭の増え具合」かなと。

特に1円玉、それまでは手にする機会はそうそうあるものではありませんでしたが、消費税導入直後はジャラジャラ増えがちに。

1円玉の質感を踏まえた言い方をすれば「シャラシャラ」…という感じではありましたが増えてしまいました。

それでもちょっと経つと、1円玉をうまく使って支払うこともスムースにできるようになりましたから、5枚以上の1円玉を持つこともなくなりました。

そして、それから30年近く。

今では1円玉を手にすることはほとんどなくなりました。

これが、私たちの一番身近な「キャッシュレス化」だとも言えると思います。

普段の生活の中での例を一つ挙げれば、公共交通機関の運賃体系もそうですよね。

路線バスでも電車でも、例えば同じ区間でもSuicaなどの交通系ICカードでの支払いだと216円、現金だと220円、などという料金体系がそれです。

このような料金体系、今後はもっと増えてくるでしょう。

…こんな昨今ですから、なおさら小銭入れはもう、いらないんです。

最近財布を開けたのはいつだっけ?…そんな状態も起こり得るキャッシュレス生活

暗証番号をはじめとするカード情報の流失など、安全性への不安はいまだに拭いきれてはいませんが。

繰り返しますが、それでも自分は世の中の「キャッシュレス化」、大賛成です。

…と言いつつも、冒頭で取り上げた「Apple Pay(アップルペイ)」や「Google Pay(グーグルペイ)」、「LINE Pay(ラインペイ)」のことを理解しきれてはいませんから、まだまだかもしれませんが。

最後に、そんな自分のちょっとした最近の笑い話…じゃないんですが、「キャッシュレス具合」がわかる事例を紹介しておきます。

普段、お財布はカバンの中。

(…繰り返しますが、あくまでも小銭入れが付いていない「札入れ」ですよ。)

そしてポケットにSuica。

通勤でピッと使いますからポケットにあった方がいいんです。

そして通常の日の買い物…コンビニエンスストアで弁当を買ったり、ドラッグストアでのど飴を買ったり…これらはポケットからSuicaを取り出してピピッ。

こういう日常を送る1週間だと、1週間の間、お財布を開ける機会がゼロ…ということがあります。

(「…つまらない日常だなぁ」という、ごもっともなお声は無視しておきます。)

そんな時突然、「財布、あるよな」という感覚でカバンの中のお財布の存在を確認してしまいます。

さらに、「中身、大丈夫だよな」という感覚も生まれ、中身を確認してしまうことがあります。

それくらい「キャッシュレス」だということです。

極端な話し、仕事場でトイレにでも行っているスキに財布の中身が抜き取られていたとしても、もしかすると1週間くらい、気が付かないかもしれません。

普段、大した金額は入れてはいませんが、ゼロではないですよ、カード類も入っていますし。

Suicaではなく、クレジットカードで買い物をする時にはもちろん、財布から取り出しますから存在は認識できますけどね。

クレジットカードを使う場面の紹介のひとつで、こんな記事もありました。

まだまだ存在する現金が必要な場面…キャッシュレス化を加速させるための環境整備を

冒頭で紹介した、わが国の20%ほどと言われるキャッシュレス決済比率。

これを政府は、2025年までに40%に高める目標を掲げていますが、個人的にはもう少しハイピッチでできないの?…と思います。

2020年の東京オリンピックの時点でそれくらい…できそうな気もします。

…といいますか、世界各国からの訪問者を受け入れるにあたっての「受け入れ態勢」という意味では、「カードの利用しやすさ」という部分には最低限、国を挙げて取り組む必要もあるでしょう。

実際にコンビニエンスストアやドラッグストアで、レジの前で小銭を数えていたり、1万円札からのおつりを店員が数えている後ろで待たされることは、もう御免です。

こういったお店では自分は主にSuicaによる支払いですが、もっと、クレジットカードが気楽に使えるような風潮も必要でしょう。

缶コーヒーや弁当の購入の際のクレジットカード、使えることの認識は定着しているでしょうが、やはり正直、まだ抵抗感はあります。

まずはそこから変えていきたいものです。

そして、様々な場面でクレジットカードを使用することのメリットも強調されてもいいでしょう。

クレジットカード会社各社のポイントもそのひとつです。

「キャッシュレス」のさらなる普及が望まれます。

「キャッシュレス生活での財布のおすすめスタイルはこれ|小銭入れはもういらない」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。では。

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