中身はこんな感じ
お給料が振り込まれることからすべてが始まる…
「節約術」…というものとはちょっと違うかもしれませんが、普段、結構無意識に払ってしまっているお金の中で、「ちょっと違うんじゃね?」という部分について触れてみます。
今の時代の、ほとんど、大多数の方のお金の流れ。
…ですが、今更ではありますけど、一般的に勤務に対する対価、いわゆる「お給料」というモノが勤務先から支給されて、そこから必要な費用を払っていく。
本当に今更の話しですが普通、そうですよね。
もちろんイレギュラーの方もいらっしゃるでしょうが、あくまでも「一般的に」です。
その、勤務先から支給される「お給料」ですが、かつては「給料袋」に明細と現金が入っていて、いわゆる現金払いだったわけですが、今では銀行口座への振り込みが普通。
ちなみに「かつては」とは言いましたが、自分がサラリーマンになった30年近く前でも銀行口座への振り込みで、当時は現金支給の会社もまだあったようではありましたが、自分は体験したことはありません。
諸先輩方の自慢話なんかでは、「ボーナスの袋が立つくらい…」なんていう話も聞かされたこともありましたが、もちろん「通帳が立つ」なんていう話はありませんし。(確かに立たせようと思えば簡単に「立つ」でしょうけど。)
「自分のお金」を引き出す行為に手数料?
話しは戻りますが、その、銀行口座に振り込まれる給料から生活費やら何やら、使っていくわけです。
結構「自動引き落とし」のモノも多くあるでしょうが、日常の、財布に入れておくべき「お金」。
その、日常必要な現金のために、銀行口座に振り込まれたお金を「引き出す」必要が生じるわけです。
そうやって「自分のお金」を引き出すために、皆さん結構「手数料」を払っていませんか?
これ、疑問を感じません?
今の時代、普通預金口座にお金を入れておいても金利なんて微々たるもの。
だけど毎月の給料が振り込みだから、必要がなければ基本的にそのままで、必要な時に引き出したり、そして引き落としされたり。
この、ほとんど預けっぱなしになっている自分のお金を引き出す行為に手数料が必要だと!?
たかが108円?…でも銀行に貸してあげている自分のお金ですよね?
もちろん、すべての「引き出し行為」に手数料が必要なわけではないことはわかっています。
時間帯や曜日によって、そしてその金融機関自体のATMであるか否か、などなど、細かくは省略しますが、たかが100円(消費税込108円)や200円(同じく216円)かもしれませんが、この「ATM手数料」、バカバカしく思えません?
だって、銀行口座に入っている自分のお金、だまって金庫の中で保管されているわけじゃないことはあらためて言うまでもなく、金融機関はそのお金を運用して利益を上げているわけですよ。
言い方を変えれば、金融機関が利益を得るために運用する資金を、皆さん一人一人が提供してあげている、もっと言い方を変えれば貸してあげているわけですよね。
実際に、それらの運用がうまくいくか、失敗するか、なんて知ったこっちゃありません。
例えば住宅ローンなんかもそのひとつでしょう。
低金利になったとはいえ金利収入、そして一件の住宅ローン融資につき融資手数料的な費用も取っていますし保証会社手数料なども大きな収入になります。
まあ、あくまでもこれは一例ですが、要は皆さんが普段、預けっぱなしになっている口座のお金、金融機関の収益の「元手」になっている、と言えるわけです。
そんな自分のお金を引き出す行為に、金額はともあれこっちから手数料を払わなければならない…。
こんなこと言っていると…お金持ちになれない!?
自分の周りにも、コンビニなんかで躊躇なくATMから自分のお金を手数料を払って引き出している方もいますが、もしかしたら、こういう方って、道路の向かい側に、自分の口座がある銀行があってもコンビニで済ませちゃうのかもしれませんけどね。
もちろん、曜日や時間帯のことをはじめ、手数料を払ってでもっていう場合もあることもわかります。
でも自分の場合、根っからの貧乏性なのかもしれませんが、その「払いたくない」手数料、なるべく払わないで済む方法を意識しています。
ちょっと偉そうな物言いになっちゃいましたが、同じような方々も数多くいらっしゃると思います。
もちろん、「逆転」しちゃうことも無いようにも気を付けますけどね。
例えば、自分の口座がある銀行まで現在地から5kmの距離だとして、往復するとして10km。
自分の車の燃費が10km/ℓだとすると1ℓのガソリンを使うわけで、仮に125円/ℓだとすると、近所のコンビニで108円の手数料で引き出した方がいいじゃん!
…なんてことも考えつつ、ちょっとした節約生活も送っています。
「銀行はあなたのお金で運用益…バカバカしく感じるATM手数料とは」
を最後までお読みいただきありがとうございました。では。