2017年4月に福岡で発生した3億8000万円もの現金が強奪された事件、男7人が逮捕されたというニュースがありました。
貴金属店の取引のために用意された3億8000万円、話題になったことのひとつはそれが「現金」であったこと。
その業界では当たり前のような報道でしたが、理由はどうあれ、この「キャッシュレス」の時代にそれだけの現金を白昼、ある地方都市のど真ん中で「引き出す、運ぶ、払う」という行為が普通に行われているということ…ちょっと驚きです。
中身はこんな感じ
あらゆる場面で「キャッシュレス」。厚い札入れはダサい時代。
前置きはちょっとケタの大きな話になってしまいましたが、世の中全体が今や「キャッシュレス」。
自分が社会人になったのはいわゆる「バブル」の頃…といいますか「バブル」が終わりかけていた頃。
その後「バブル崩壊」とも言われながらも、やはり財布の中にはそれなりの現金。
自分自身も元々「カード人間」でもありましたが、それでも普段、財布の中には数万円の現金は入れておかないと何となく不安にも感じたものです。
それが今や、「現金」が無くても何とかなる時代。
…と言うより、むしろ「現金じゃない」支払方法を求められているかのようにも思える世の中になりました。
クレジットカードで缶コーヒー? 今やそんな世の中です。
日常の生活の中で見回しても、そもそも消費税が導入されて以降はほとんどの買い物で税込み金額は1円単位。
合わせてコンビニやスーパーでもクレジットカードやICカードが普通に使える…ともなればレジで小銭入れの中の1円玉を探したり、9円のおつりをもらって小銭入れを膨らませてしまうより、カードでサッと済ましてしまう。
さらに、クレジットカードが使える自動販売機も出始めているそうです。
また電車やバスの運賃も、ICカードでの支払いの場合と現金での支払いの場合で金額に差があり、基本的にICカードでの運賃は現金での10円単位の運賃以下の1円単位の金額。
そんなこともあるでしょうが、今、駅の券売機で、定期券の購入やICカードへのチャージをしている人はよく見かけても、切符を買っている人の姿はほとんど見なくもなりました。
そんな身近な、日常生活を見回しても、キャッシュレス化が促進されていることを肌で感じる昨今ですが、そんな中で疑問に思っていたことがありました。
Suica(スイカ)へのチャージ(入金)…クレジットカードじゃダメですか?
先ほども出てきた交通系ICカード。
ピッとワンタッチで改札を通過でき、そして何よりも運賃にも差があるわけですからこれを利用しない理由もなく、ほとんどの人が所有しているSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)。
今やコンビニエンスストアなどでも使えますから、ある程度の金額をチャージしておいて、普段の電車運賃はもちろんのこと、ちょっとした買い物でも利用しています。
ところがこの、「ある程度の金額をチャージしておいて」という部分、ここでちょっとした矛盾を感じさせる事態が起こります。
それは、この交通系ICカードへのチャージ、基本的に現金でしかできないようです。
しかしこれには例外があって、例えばスイカ(Suica)の場合、「ビューカード」ならばクレジットカード決済によるチャージ(入金)ができます。
これにはいくつかの理由があるようですが、そもそも「自社系列のクレジットカード利用者にメリット」という考え方も根底にあるでしょうし、間違ってはいないとは思います。
方法はあった! スイカ定期券の購入と同時にチャージするなら…。
電車やバスの利用はもちろんのこと、今ではコンビニエンスストアをはじめ、日常生活の中の多くの場面で利用することができる交通系ICカード。
ところが一方では利用のためにチャージ(入金)をするためには現金を持ち合わせていないといけない…。
便利なようで、あと一歩、もうちょっと、という印象は拭えません。
…とその時、ある機会に便利な方法があることを知りました。
あくまでも本業は(今のところ)サラリーマンである自分。
スイカの通勤定期を持って通勤電車で揉まれて毎日通勤しています。
この通勤定期、勤務先や勤務形態ににもよって様々な支給方法、購入方法があるはずですが、自分は基本的に毎月実費支給、毎月購入するスタイル。
そこで、毎月、定期券を購入する際に「クレジットカード」を使ってスイカにチャージをしています。
侮れない! クレジットカードの利用で貯まる「ポイント」や「マイル」
JR東日本の首都圏の多くの駅に設置されている多機能券売機。
スイカ定期券を更新する際にこの多機能券売機を使って購入します。
通常の券売機は緑色ですが、この多機能券売機は「黒い」機械です。
この多機能券売機でスイカ定期券を購入する際、定期券の購入内容の入力の後に「チャージ」ができます。
これなら、定期券の購入(継続)金額とチャージ金額を合わせて一括でクレジットカードで決済できます。
こうしておけば、定期券の区間以外の乗車のため、またコンビニエンスストアでちょっとした買い物をする時にもスイカでワンタッチ、そのためのチャージを「現金で」する必要がなくなります。
自分はカードを使ってJALのマイルを貯めていますが、この、カード利用による「ポイント」も結構侮れません。
「キャッシュレス」な世の中であると共に、「ポイント」や「マイル」を貯めるということもちょっとしたブームでもあります。
チリも積もれば何とやらで、たかが「ポイント」も、されど「ポイント」です。
小銭をジャラジャラもダサいですし、さりげなくお得に、そしてスマートでありたいものです。
「キャッシュレス生活でスマートに…Suicaへのチャージはこの方法!」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。では。
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