中身はこんな感じ
今年も野球界のビッグスターがひとり、引退を発表しました…井口資仁。
千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。
プロ野球選手としてのその輝かしい経歴、といいますか、アマチュア時代から輝かしかったわけですが、その辺の経歴云々は今更ここで羅列するつもりはありません。
何よりも、ダイエーからメジャーに渡り、日本人にとってメジャーの球場では非常に難しいとされる「内野手での」成功、そして獲得したふたつものチャンピオンリング。
そんなスペシャルな選手が日本プロ野球界に帰ってくるとなった時に選んでくれたのが千葉ロッテマリーンズ。
当然、いくつもの球団からのオファーはあったでしょう。
そもそも東京の出身ですし、家族の生活環境のことなどもあったようで、在京球団が希望ともいわれましたが、その在京球団の中でも千葉を、マリーンズを選んでくれたこと、これはもう涙モノです。
そんな井口選手も年末には43歳。
誰でも考える「引き際」。
千葉ロッテマリーンズ…チームとしては、そして何よりも精一杯応援している立場としては、今シーズンはここまで非常に悔しい想いをしていますが、そんなチームでここまで精一杯闘ってきてくれたことには感謝しかありません。
2017年のオールスターゲーム開催球場はZOZOマリン…ならば!
ところで今年、2017年のオールスターゲームの開催はナゴヤドームとZOZOマリンスタジアム。
奇しくもこの両球場を本拠地としている中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズはここまで共に苦しいシーズン。
この両チームからファン投票でオールスターに選ばれる可能性は、残念ながらゼロ確定状態。
もちろん監督推薦で数名ずつは選出されるでしょうが、正直なところ、お情けの監督推薦にしてもふさわしい選手…ギリギリのところで鈴木大地選手くらいでしょうかね。
本当に残念な状況ですけど。
…いや、いました! スーパースターが!
ZOZOマリンスタジアムでのオールスターゲームに最もふさわしいスーパースターが!
そう、井口資仁。
チームは稀に見る厳しい状況…でも「最後の」花道にはしたくない…。
「花道」…。
本当は、リーグ優勝、そうでなくてもかつての「下剋上」のごとく最低限のAクラス入りからクライマックスシリーズ勝ち上がり、そして日本シリーズ…。
いや、応援している立場で言えば、可能性がある限り決して「あきらめる」ようなことを言うつもりはありませんよ。
でも、冷静に、そして常識的に状況を判断すれば、そのような本来の「花道」を設けられる可能性は限りなくゼロかと…。
千葉ロッテマリーンズにとってそんな状況での今年のオールスターゲーム。
言うまでもなく、監督推薦で選ばれるはずです。
ましてや今年のオールスター戦、パ・リーグは栗山・工藤・伊東というベンチですしね。
今シーズン始まるまでは行く気満々…でもエネルギーを公式戦に向けることにした自分
実は昨年、ZOZOマリンスタジアム(当時はQVCマリンフィールドでしたけど)で今年(2017年)のオールスターゲームが開催されることが発表された時には、「何が何でも観にいくぞ」と気合を入れたんですが…。
実は今年のここまでの千葉ロッテマリーンズのチーム状況を見て、ちょっと、いやだいぶ、トーンダウンしてしまいまして…。
応援の気持ちは変わりませんし、日々球場に駆けつけて声を出しています。
でも、本拠地開催のお情けの監督推薦だけでしか選出されそうもないチーム状況から、オールスターゲームはいいやと。
チケットも高いですしね。
その分、公式戦での応援に全力を尽くそうと。
そんな気持ちでオールスターゲームのチケット販売はスルーしちゃっていました。
秋…一日でも長くユニフォームを着ていてもらいたい…そして本当の「花道」を!
井口選手も確実に選出されるであろう、今年のZOZOマリンスタジアムでのオールスターゲーム。
そこでの「花道」は直接目にすることはできませんが、10月上旬までの今年のペナントレース。
1試合でも多く球場に足を運んで叫ぶつもりです。
「打~て~井口! 頼むぞ井口♪…」
そしてあわよくば、可能性が少しでもあるのなら、「10月上旬までのペナントレース」までにとどまらず、その先まで…。
限りなく厳しいことはわかっています。
でも可能性がゼロではないのならば最後まで応援します。
笑わないでくださいね。
「監督推薦で井口…マリンでのオールスターも本当の花道は秋に…!」
を最後までお読みいただき、ありがとうございました。では。
《2017年7月3日追記》
選手間投票・監督推薦の結果発表を受けて…残念な結果に
6月29日に発表された選手間投票、そして7月3日に発表された監督推薦のメンバー、いずれにも「井口資仁」の名前を見つけることができず…。
本当に残念です。
ところで、この「選手間投票」と「監督推薦」、特に「選手間投票」ですが、いったいいつ頃、どのように行われているんでしょうかね。
こういった結果になってしまうと、ひとつ気になるのは6月20日に行われた井口選手の引退会見でのコメント。
「本当は今シーズン開幕前に発表するつもりだった。しかしオープン戦でのチーム状態が非常に良く(千葉ロッテマリーンズの今季オープン戦成績:13勝2敗3分)、その時のいい雰囲気に水を差すわけにいかないと思った。」
ところが、フタを開けてみれば歴史的な低迷具合でさまよい続けている千葉ロッテマリーンズ。
結果論になってしまうかもしれませんが、もしも本人が本来希望していた「シーズン開幕前の引退発表」をしていたら、いろいろな部分、いろいろなコトが変わっていたような気がしてなりません。
本来の「ファン投票」や「選手間投票」でオールスターに選出されていたんじゃないだろうかと。
そしてさらに言えば、チーム状況までも…。
本当に「結果論」なんですけどね。
だから、あとは選手たち!
秋に「本当の」花道を作ってあげて欲しいです。
少しでも可能性があるならば…応援します!