
個人的には大賛成の「働き方改革」
今回は、このところの世間での話題にも乗りながら「働き方」という部分について記事にしてみます。
この記事を書いている2017年の年頭、言い換えれば2016年度の最終四半期の世間一般のビジネスについての話題…。
様々なキーワードがありながらも、例えば「働き方」という部分とも関連して考えさせられる話題としては、
- 大手広告会社の常識を超えた残業、そして社員が自殺に至った問題
- 政府が経団連などと連携して打ち上げた「プレミアムフライデー」
- 国内最大宅配会社が荷物の抑制を検討「この荷物量は無理!」
このブログ、記事が、めでたくも将来にわたってネット上で生存していたとしたならば、「2017年ってこんなことが話題になっていたんだ~。」なんて話しにもなるかもしれませんね。
三つ目の「この荷物量は無理!」なんていう話題、これだけ聞いたら今までの日本の企業から出てくるワードとしてはちょっと考えられません。
だって「もう、お仕事は充分です。これ以上のお仕事はいりません!」ってことですよ、表面だけ見れば。
もちろん、ニュースワードだけが先走りしちゃっているってこともあるでしょうけど、ニュアンスとしてはそのとおりなんだと思います。
実際に宅配をしているドライバーの方々をはじめ現場の方たちからすると、もう本当にパンク状態なんだろうと思いますが、これまでの、企業のごく一般的な考え方としては「ドライバーを大幅に増員してでも拡大する市場に対応する」云々だったんじゃないでしょうか。
自分もネット通販は度々利用している身ですから、全くの他人事ではありませんしその大変さも何となくわかるような気もします。
価値観はまちまちも…「お金」だけじゃない生き方
そもそも私、「プロフィール」にも記述したりここまでの記事のとおり、これまで約四半世紀の社会人生活を主に営業職で過ごしてきました。
さらに「これからの残りの社会人生活をどう過ごすか模索中」なんていうコメントも加えていますが、その核には「働き方」という部分があります。
もしかしたら、といいますか多くの方々の中には同じような、その度合いは違えど頭の中に「モヤモヤ」があると思います。
もちろん今のまま、平穏無事にあと十数年で定年を迎え、その後は退職金と年金でのんびり、と考えている方も多いでしょうが、自分のように退職金は望めない、年金自体もどうなのか不安…なんて方も多いですよね。
だからこそ残りの人生の「働き方」という部分でモヤモヤ模索しちゃってるんです。
単に「お金」だけを優先してガムシャラに、っていうのもありでしょう。
ただ、自分のことを言いますと今のままで「ガムシャラに」それが「お金」とはならない職種なんです。
といいますか、自らそのような職種からは外れています。
人から見れば甘えているようにも聞こえるかもしれませんが、残念ながら今、そのような価値観を持つことができませんし、これからも持つことはないと思います。
仕事?家庭?趣味?自分にとっての「優先順位」
これまでもビジネスカテゴリーで転職をテーマとして記事にしたりもしましたが、実際に今でもいくつかの転職サイトに登録しており、スカウト機能なども利用しています。
今もある程度コンスタントに企業や転職エージェントの方々からオファーもいただいていて、もちろんすべてに目を通しています。
その際、募集概要や企業情報を拝見して色々とイメージをしてみるんですが、やはりそこから先に踏み出せるかというと「働き方」という部分なんです。
そんな折の、上に挙げたこのところのビジネス関連のニュース。
「働き方」という部分では何となく自分がイメージしている方向性とマッチしていて、正直ちょっとホッとした、というのが率直なところです。
給料、収入、売り上げ・・・「お金」って、確かに非常に大きな要素ですけどそれだけではないですよね。
決して楽して稼ぎたいとか、不労収入を得たいとか、そういうことを言っているわけではなく、残りの人生後半、もっと有意義にできないかなぁ、というような部分なんです。
実際にかつて、社会人生活の前半部分ではかなりイケイケ風で頑張ったつもりです。
正直言いまして、ある頃からこの辺の考え方がガラッと変わった自覚はあります。
思い起こせばその「ある頃」というのは、子供が生まれた頃であったと思います。
やはり自分にとっての「優先順位」が変わった、と言いますか、自分にとっての第一は何か、とでも言いますか・・・。
うまく表現するのは難しいんですが、共感していただける方もいらっしゃると思います。
先に挙げた三つの話題の内、プレミアムフライデーというのは「働き方改革」の一環でありながらも合わせて経済の活性化目的という側面もあります。
まあ、風潮としては「時間があっても使うお金がない」という取り上げ方をされがちで、実際に自分もそうなんですが、少なくとも先程も言いました通り「働き方」というものの日本人の古くからの概念が大きく変化していることを実感させられる、大きなきっかけの一つであったとも思えます。
また別の機会でも、この辺の「働き方」というテーマ、取り上げてみたいと思います。
では。
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