残業時間「月100時間未満」か「月100時間以内」かの話題に違和感。
このところ「働き方」に関するニュースが続いています。
何年か前から「ブラック企業」なんていう言葉は使われていましたが、政府が「働き方改革」というキャッチフレーズを掲げたこともあって何となく急加速で動いているようにも感じます。
例えばYahoo!ニュースで「働き方」で検索してみると
こんなニュースが並びます。
今の「働き方」に満足ですか?
サラリーマン生活を続けている中で、他部署の人間や久々に会う知人なんかと仕事の話題になると、たびたび聞かれる質問に「夜はいつも遅いの?」、「何時頃帰れているの?」なんていうものがあります。
冒頭の残業時間のニュースもそうですし、このようなビジネスマン同志の定型ともいえる会話のやり取りにも、なんとも違和感を覚えてしまいます。
そもそも「残業ありき」になってしまっているこの風潮、「残業」という言葉に特別感もなく当然の業務の一環のような扱われ方、このへんは「働き者日本人」を如実に表しているようにも思えます。
単純比較はできないまでも「時間」に対する両極端
ちょっと視点を変えてみますと、日本人の勤勉さ、まじめさを表すのによく用いられている例として、よく電車の時刻の正確性を言われます。
諸外国と比べて日本の電車の正確性は群を抜いていて、外国人から驚かれる、というもの。
まして電車に限らず、日本航空は「定時到着率」世界一に認定されたりもしています。
この「時間」に関する概念、これだけ世界的にも認められるほどの正確性がありながら、「勤務時間」というものに対しての「いい加減さ」はどういうことなんでしょうかね。
確かに、ちょっと話題になった「プレミアムフライデー」が初めて運用された日、その夜のニュース番組で一斉に取りあげていて、15時のチャイムの音とともに立ち上がって帰っていく映像なども使われてはいましたが、現実、そんなのはほんの一部ですよね。
先ほど取りあげた日本の電車、5分遅れるだけでも怒る乗客がいたり、「大変申し訳ございません。」なんて車内アナウンスも流れるようなこの国。
なんかちょっと矛盾しているような気にもなっちゃいます。
「現実」についてはわかっているつもりです。
ここで言いたいのは、今更「残業時間」なんかが話題になること、「残業ありき」が当たり前の風潮になっていることへの「違和感」なんです。
全く内容の薄い記事になってしましまして申し訳ありません。
本当に、イチ、サラリーマンのひとりごとです。では。
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